唯一無二の

ひし形を分割・デザインした柄が規則正しく並んだ紫根染の名古屋帯地です。

こちらを絞った方は、独特の味のある絞りをする方で、
誰にも真似できない唯一無二の絞りです。

微妙な違いはなかなか画像ではわかりにくいのでぜひ直接ご覧いただきたいです。
ほんのちょっとした違いなんですけどね。

 

この方ならではの手加減で、主張が強くなりそうな模様も柔らかさを感じます。

南部 紫根染染/名古屋帯地 全通

 

■公式オンラインショップ
クッションカバーや小銭入れ、印鑑入れなど、
普段使いしやすい小物を商品展開しています。
また、帯地に関しましてもオンラインショップでお買い求めいただけます。

こちらからご覧ください。
https://soshido-shop.stores.jp/

 

散歩

お昼に近くの見晴らしの良い神社までお散歩してきました。

境内の奥の階段を降りようとしたその先になんかいるなぁと思ったらカモシカでした。

しばらく立ち往生でしたがカモシカは階段脇の斜面を奥に登って行き木陰で休憩してました

(mai)

 

盛岡の古町名展 紺屋町かいわい

草紫堂があるのは染物屋が集まっていた紺屋町という町です

現在その紺屋町にスポットをあてた「第16回 盛岡古町名展 紺屋町かいわい〜その2〜」が
盛岡市先人記念館で行われています

 

 

草紫堂も協力していて、初代藤田謙が自作した看板や篆刻、スケッチなどが展示しています
また、1月28日(土)には現堂主による「紫根染について」の講座があります

 

興味のある方はこちらのHPから詳細をご確認ください

https://www.mfca.jp/senjin/

(bonnu)

今シーズン 初の積雪だった 盛岡の朝です
いくつになってもシーズン初の雪はワクワクします

下の橋の擬宝珠にも雪がこんもりと

ついに、冬が来ましたね

(EMI)

読書の秋

岩手が誇る詩人・童話作家の宮澤賢治が残した作品に『紫紺染について』というおはなしがあります。
(賢治は紫根染の『根』をわざと『紺』と書いたものと思われます)

一度は途絶えた紫根染の技法を唯一とどめていた西根村の山男を招き、研究所の人々が教えを受けるという内容です。

「さて紫紺染が東京大博覧会で二等賞をとるまでにはこんな苦心もあったといふだけのおはなしでありました。」(『紫紺染について』より)
とあるように、平和記念東京博覧会に出品した紫根染の製品が初めて入賞した事を報道で知った宮沢賢治は、その感動を作品の中に込めたのではないかと思われます。

『紫紺染について』はこちらよりご覧いただけます。